
1999年/仏・独・日・スイス
原題:Pola X
製作 ブリュノ・ペセリ
監督 レオス・カラックス
脚本 レオス・カラックス/ジャン・ポール・ファルジョー
原作 ハーマン・メルヴィル
撮影 エリック・ゴーティエ
音楽 スコット・ウォーカー
出演 ギヨーム・ドパルデュー(ピエール・ヴァロンブローズ)/カテリーナ・ゴルベワ(イザベル)/カトリーヌ・ドヌーブ(マリー(母))/デルフィーヌ・シュイヨー(リュシー)/ローラン・リュカ(ティボー(従兄))/パタシュー(マグリット(編集者))/ペトルータ・カターナ(ペトルーシャ)/ミハエラ・シラギ(子供)/シャナス・バルタス(チーフ)/サミュエル・デュピュイ(フレッド(リュシーの弟))/
マティアス・ムレキュズ (TVプレゼンタ)/ディーヌ・スーリ (タクシードライバー)/ミゲル・イエコ(オーギュスト)/キレディーヌ・メジュービ(カフェオーナーの息子)/Mark Zak(Romanian friend)/Anne Kanis(チーフの妻Anne Richter)
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原作はハーマン・メルヴィルの小説『ピエール』。
『汚れた血』『ポンヌフの恋人』を観たのは、もう5年以上も前かな…。
小説の映画化ということもあってか、それらとは随分イメージが違う。
泣く準備をしてから観たのに…(笑)。
夜の森の中で、イザベルがたどたどしい仏語で語るシーンが、凄い。
特に、前半での、明るいシーンと暗いシーンの対比は印象的。
暗闇の中でのエッチシーンも。
サラエボ戦争、難民…それが身近に感じるヨーロッパの人々の感じ方は、勿論、私には出来ない。
でも、イザベルを姉ではなく、妻ということにしたということとかが、ふぅむ…と思ってしまった。